上品な略喪のリバーシブル京袋帯

女性向けの正絹の略喪のリバーシブル京袋帯です。袷向け、盛夏向け共に、書道家「青木翠峰」先生の落款が入った、般若心経を織りで表現した上品で落ち着きのある意匠です。生地には、柔らかく自然な風合いの上質な絹を贅沢に使用しています。職人により丁寧に作られた日本製です。仕立て上がりですので、届いたその日からご使用いただけます。

柄付けは六通柄です。六通柄とは、見えない部分の柄を簡略化したものです。結び上がった際、おなかの前にあたる部分と、背後のたれ先（お太鼓部分）に柄がきます。京袋帯とは袋帯と同じように表布、裏布を同寸に断って、袋状に合わせてお仕立てされています。主にお太鼓を結ぶための帯です。帯芯が施されていますので、適度なハリがあり、結び上がりも凛と美しくなります。

表面は袷の季節、絽の面は盛夏など暑い季節のホテルで行われる偲ぶ会や法事、追善茶会など、仏事というよりは親族や知人の集いと考えてあまり黒を強調した装いにせず、略喪装としてお勧めです。お客様をお迎えする重要なシーンだけでなく、仏事や法事などに招にかれた時にもお使いいただけます。弔事のマナーは各ご家族や宗派、地域によって異なります。ご家族の年長者の方や、僧職・神職の方にご確認いただくことをおすすめします。